元BIGBANのV.Iスンリの事件【時系列】でまとめてみた・初めて容疑を認めるまで

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元BIGBANのV.Iことスンリの事件について、
連日のようにYahoo!ニュースでもトップ記事に上がっています。

短期間の間に、あれやこれやと急展開していった印象ですね
毎日いろいろな記事が上がり、何がどうなってるのかわからない部分もありますよね。

そこで今回はスンリの事件について、特に注目したい内容を改めて時系列でまとめてみたいと思います。

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事件報道の時系列

2019年1月29日
2018年11月24日、ソウル江南区にあるクラブ「Burning Sun(バーニング・サン)」にて、集団暴行事件が起こる。その場で加害者となったA氏は「本当は自分は被害者だ」と数回に渡りオンラインコミュニティーで訴え関心を仰いでいました。
このクラブを経営しているBIGBANのV.Iことスンリに対して世論から「いったいどういう事なんだ!」と説明責任を要求されていました。

1月30日
Burning Sunでの暴行事件当日、スンリが現場にいたという疑惑が発覚する。
発覚した理由は、当日クラブ内のパーティーでDJショーを披露した少女時代のメンバー(ヒョヨン)が、スンリとの記念のツーショット写真をヒョヨン自身がSNSに投稿していたからです。

1月31日
Burning Sunでの暴行事件について物議を醸す中、今度はこのクラブ内での麻薬使用や性犯罪、警察との癒着疑惑まで持ち上がってしまいました。クラブの元スタッフなる人物がマスコミのインタビューに答え「クラブ内のVIP席で麻薬を使用していた。」と主張していました。

1月31日
V.I=スンリが所属するYGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表がコメントを出す。
大まかに説明すると、「普段から所属アーティスト達に対しては、活動に関して事故や過ちを犯さないよう、気をつけるようアドバイスをし、統制・管理を行い所属事務所側としては最善の努力をしている。」との事。今回の一連の疑惑事件については、スンリは2018年11月24日の深夜3時頃までクラブに滞在をしており、暴行事件が行われたのはその後の早朝6時を過ぎた時点であったと言及しました。遠回しに「この暴行事件にスンリは関係ないよ。」と言及したわけですね。

合わせて疑惑により、スンリ自身も強力な検察調査を受け、薬物使用検査を受けたが全く異常なしとの事でした。

2月12日
クラブの客が「Burning Sunのスタッフから麻薬使用の勧誘を受けた。」と証言が出る。既に警察が出動し内部捜査にて元スタッフの薬物検査を行ったところ、簡易検査にて陽性反応が出て、その後の精密検査により陰性に変わったことから捜査は既に終了していると警察が発表しました。

YGエンターテイメントの代表は、「スンリは3月か4月の軍入隊を控えているため、軍服務関連法令に従い、クラブBurning Sunの取締役から既に辞任しています。」とコメントしています。

2月26日
今度はスンリがソウル・江南(カンナム)あたりのクラブを利用する投資家に対して「性接待」を取りまとめていたという疑惑が発覚する。2015年にスンリとクラブスタッフ、そして投資家たちとのカカオトーク内の会話(日本でいうラインのグループトーク)を韓国メディアが公開したのです。

YGエンターテイメントはすぐに「これは操作によるメッセージの構造であって、事実ではない。」スンリをかばうコメントを出しました。このようなデマが拡大するのならば、法的に強硬対応するという強い姿勢も見せていました。

同時にこの日、「Burning Sun」の代表取締役エ・ムンホ氏の薬物検査により陽性反応が出る。

2月27日
今度はスンリが2017年に仕事でベトナム・ハノイを訪れ、そこであるクラブを訪問してハッピーバルーン(麻薬)を吸引するような姿が捉えられました。

同日21時に、スンリ自ら警察に出頭。疑惑の真相を究明するためにも誠実に捜査に挑みたい、とコメントをしていました。その後約8時間にも及ぶ聴取を終え、麻薬に関しても警察が望むすべての措置をとったと説明。

2月28日
ちょうどスンリが警察の聴取を終えた同時刻28日の早朝、YGエンターテイメントの事務所前に2台のゴミ収集車が止まり、事務所内のダンボールに入った資料やPCやスマホなどの機器を大量に破棄していた。タイミングがタイミングなだけに、韓国メディアでは証拠隠しなのでは??と伝えています。

スンリの薬物検査は陰性とわかる。

この日、3/9と3/10に行われる大阪城ホールでのV.Iのコンサートの中止を発表。コンサート中止の理由は「今後、警察の捜査に積極的に協力していくため。」としています。

3月1日
今度はスンリが以前、一時的に経営していたヒップホップバーの脱税疑惑が浮上する。

3月6日
この脱税疑惑が浮上したクラブの実際の所有者はYGエンターテイメントのヤン・ヒョンソク代表ではないかと報じる。

3月8日
この日YGエンターテイメントは、スンリが3月25日に「陸軍に現役で入隊する」と発表。
当然のことながら、世論は「軍隊に逃げるのは卑怯だ」とバッシング。

また、スンリが香港に投資会社を設立したことを確認されたが、香港現地に事務所など存在がなく、脱税目的のペーパー会社ではないかとの疑惑が持ち上がる。

3月9日
BIGBANのファンから「グループからスンリを追い出せ」との声が上がる。ファン同士のコミュニケーションツールであるビッグバンギャラリーにて、「スンリの退出を要求します」という内容の声明文が掲載される。

3月11日
ソウル警察は、カカオトーク内の対話内容を証拠として上げスンリを被疑者として立件されることになる。一方で国民からは、スンリの入隊を反対する声が大統領府宛てに約1万件の署名が集まっている。

警察が掴んだカカオトークの対話内容の中に、2016年1月9日に歌手の友人らと違法撮影された隠しカメラ映像を共有し、観賞していたことがわかる。

この日の午後、スンリはSNSで自身の引退を示唆、いや表明する文章を掲載した。
捜査中の事案について「引き続き誠実に調査を受け、すべての疑惑を明らかにする」と宣言した。

歌手のチョン・ジュンヨン(30)が、スンリと共にカカオトーク内で違法撮影された映像を共有していたと名前が上がる。報道によると、2015年からチョン・ジュンヨンが隠し撮りをした違法映像による被害女性は10人存在すると言われています。

「Highlight」メンバーのヨン・ジュンヒョン(29)にも、違法撮影動画に関するグループトークルームに参加していた1人ではないかという説が浮上。本人はSNSにて否定しました。

3月12日
盗撮及び違法映像を共有していたと言われてるチョン・ジュンヨンが事実を認め、謝罪し芸能界からの引退を表明

スンリが「芸能界引退を示唆」する文章が掲載された翌日、YGエンターテイメントの株価が暴落

カカオトーク内の違法映像を共有していた人物として、韓国の人気バンドFTISLAND」のメンバーチェ・ジョンフン(29)の名前が浮上する。

3月13日
YGエンターテイメントは、引退要請を受理しスンリとの専属契約解除を公式発表した。

3月14日
スンリとチョン・ジュンヨンが被疑者として警察に呼ばれ、同時出頭する。


FTISLAND」のチェ・ジョンフンがメンバーを脱退および、芸能界引退を表明
「Highlight」のヨン・ジュンヒョンもこの日、グループを脱退することを表明

韓国メディアはカカオトークのグループチャット内にて、隠し撮りや違法映像を共有していた日時について注目した。それは2016年1月9日午後8時42分、「BIGBANG」が日本ドームツアー真っ只中で、大阪・京セラドームでコンサートを開催していた日時だと報じた。

3月15日
カカオトークの参加メンバーとして次に名前があがったのが、「CNBLUE」のイ・ジョンヒョン(28)です。イ・ジョンヒョンは15日の時点で、今まで日常などを撮影しアップしていたSNSの投稿物をすべて削除するという怪しい行動が報じられました。所属事務所はカカオトークの参加メンバーであったことは否定しています。しかし女性をまるで物のように扱うような発言をしたりという、不適切な会話内容が一部暴露されています。
数時間後の報道で、本人と事務所共に疑惑を認め謝罪しています。イ・ジョンヒョンは現在兵役中のため、本人と事務所とのコミュニケーションに時間がかかったと説明しています。

スンリが、入隊を延期する旨の要請を出していることを表明。

韓国の市民団体がスンリとチョン・ジュンヨンを売春あっせんと盗撮動画の罪などでソウル中央地検に告発しました。同団体は二人の所属事務所だったYGエンターテイメント、MAKEUSエンターテイメントとそれぞれの代表に対しても「管理監督不行き届き」で告発した。

3月16日
元FTISLANDのチェ・ジョンフンが、警察に出頭。

CNBLUEイ・ジョンヒョンに対して、ファン達が脱退要求の声明を発表

3月19日
スンリ達と一緒にグループチャットに参加していた、「警察総長」と呼ばれていたユン氏(警察署長)に対して出国禁止命令が下される。

3月20日
女優のパク・ハンビョルが「警察総長」と呼ばれていたユン氏と夫でユリ・ホールディングス元代表のユ・インソクと共に、ゴルフに参加したという件で参考人聴取の意味で警察に出頭。

兵務庁がスンリの「入隊延期」を決定した。3ヶ月ほど延期されるとのこと。

また、2017年にフィリピンのパラワン島で行われたスンリの誕生日パーティーの際に「コカインの使用と売春をあっせんした」という疑惑が持ち上がる。

3月21日

チョン・ジュンヨンが盗撮物流布の容疑で逮捕される。


クラブバーMONKEY MUSEUM(モンキーミュージアム)の違法運営疑惑について、スンリとユリホールディングスの元代表ユ・インソクが取り調べを受ける。一般的な飲食店として申請したにもかかわらず、風俗店のように違法運営した容疑をかけられているとの事。

元FTISLANDのチェ・ジョンフンが、2016年に飲酒運転で取り締まりを受けた際に自分は「無職」だと身分を偽り、尚且つ警察に約20万円を渡すからみ消して欲しい、と要求していたことが明るみになりました。当時警察官は現金を受け取らずに立件したので、当時は罰金と100日間の免停処分が下されています。

韓国国税庁は、YGエンターテイメントに対して税務調査を行った

3月22日
スンリが4度目の警察召還を受け、10時間以上にも及ぶ取調べを受ける。そこでスンリは初めて容疑を認めた。モンキーミュージアムの運営の違法性について、事前に承知していたと証言

YGエンターテイメントのヤン・ヒョンソクが所有するクラブの個別消費税を脱税した疑いが持たれ、国税庁からの調査が入っていることについて「申し訳ない」と言及。また株価下落についても、「株主価値の向上に努める。」と応じていました。

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現在のスンリの立場について

クラブ内で行われたある暴力事件がきっかけで、猛スピードでさまざまな疑惑が持ち上がった今回の一連の事件。一時は「韓国芸能界のデスノート」と称されるほど、関与した芸能人は即引退宣言を余儀なくされています。今回の騒動で、他にも明らかなデマや全く関係のない芸能人達の名前も上がったり、真実とただの噂が交差してとんでもない状態になっているのは確かだと思います。

その中心にいるのがスンリ自身なのですが、韓国国民のみならずスンリの今の立場は大変に厳しく、真相はどこまでの範囲で関与しているのかということで、ほぼほぼ黒に近い部分にあるのではないかと思われます。

日本のBIGBANファンとしては、本当に悲しいことですね。

「何を言っても信じてもらえない。」というスンリの言葉は、すでにファン達の心の傷に追い討ちをかけるようにも思えてなりません。

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さいごに

この後、どのような展開になるのでしょうか。まだまだいろんな疑惑が持ち上がりそうですが、このまま入隊してしまうと捜査権が軍に移ってしまう関係上すぐには入隊できない。かといって入隊をいつまでも延期させることもできないと思いますので、真相解明はそこまで長期戦になるとは思えませんが、どうでしょう。

しかしいずれにしても、被害者のいる犯罪行為があったのは確かですので、立件や逮捕された人たちをかばう気持ちは全くありませんが、芸能界から引退という形をとっても全く変わらない温度で晒され、吊るし上げる様には少し圧巻されます。
市民団体まで抗議をするなんて、日本ではちょっと考えられませんね。

今まで応援していたファン達の態度の変わり方も、どっちが良いか悪いかは別として日韓の感覚の大きな差を感じます。

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