遂に先日、8月27日に「X1」がデビューしました!
「プロデュースX101」から誕生した、新しいグローバルアイドルグループです。
ファン名は「 One It 」
今回は改めて、X1のメンバーとなった11人の軌跡を辿ってみたいと思います。
「プロデュースX101」の初回放送から、各メンバーそれぞれを振り返ります。
X1メンバーの軌跡
「プロデュースX101」が韓国で初回放送されたのが、2019年5月3日。
日本ではAbema TVで放送開始されたのが、2019年5月9日。
それから最終回まで約2ヶ月と少し、毎回さまざまな展開でハマる人が続出する(筆者も含め)大人気番組になりました。
それでは最終順位1位から順に、メンバー軌跡を辿ります。
キム・ヨハン
ウイ・エンターテイメントに所属する、キム・ヨハン(김요한)。
わずか3ヶ月という練習生期間でありながら、堂々たる登場でした。
ランク分け評価テストにて、トレーナー陣がヨハンの才能を見出し、国プ代表のイドンウク氏がヨハンに対しAランクのゴーサインを出すことに。
再評価テストではCランクに転落するも、国民プロデューサーからの投票により、常にデビュー圏内で安定した成績を残していました。
グループバトル評価では、NCT U の「BOSS」チームにてメインラッパー担当でした。
もともとボーカル希望だったヨハンに、ラップの機会を与えたのがイ・ジニョクです。
結果大成功となり、才能を発揮することができました。
ヨハンのラッパーへの道を切り開いたのは、間違いなくイジニョクの存在だったと思います。
ポジション評価では、ボーカルポジションを選択。
ポールキムの「君に出会って」チームに参加しました。
コンセプト評価では「U GOT IT」チームで、ラッパー1を担当。
最終順位は見事1位!!
一時は5位に落ちたものの、基本常に1位を維持していたという素晴らしい成績を残しました。
上位のプレッシャーというのも、もちろんあったと思います。
ヨハンはまさに「スター練習生」として、トップを歩いてきました。
キム・ウソク
TOPメディア所属の、キム・ウソク(김우석)
同時に「UP10TION(アップテンション)」のメンバーでもありますが、アイドルとしての再起をかけての参加です。
常に、落ち着いた立ち振る舞いのウソク。
ランク分け評価テストでは、Bランクでした。
その後は実力を発揮し、再評価でAランクに昇格しています。
グループバトル評価では、EXOの「Love Shot」チームで、センター/サブボーカル4を担当。
ポジション評価では、ボーカルポジションチームに参加。
Bolbbalgan4の「私の思春期へ」で、リーダー/センター/ボーカルを担当。
パフォーマンスを終えた直後に、曲の良さに感動し号泣していたのが印象的でした。
本番で思わず感情移入してしまうプロフェッショナルな姿勢は、素晴らしいの一言しかありません。
コンセプト評価では、「U GOT IT」チームでセンター/サブボーカルを担当。
最終順位は2位、上位のプレッシャーを見事に乗り切ることができました。
ヨハンと並んで、まさに「スター練習生」だったウソクです。
その時、脱落しかけていた同事務所のイ・ジニョクに向けて、「僕の人生に現れてくれてありがとう」と言ったのは名言になりました。
ハン・スンウ
PLAN Aに所属している、ハン・スンウ(한승우)
キムウソク同様、既にデビュー組で「VICTON(ビクトン)」のメンバーでもあります。
実力者でありステージ慣れしているその落ち着いた姿は、練習生のみんなから頼られる存在に。
ランク分け評価テストではAランク。
再評価テストでもAランクをキープする、真の実力者です。
グループバトル評価では、NCT U の「BOSS」チームで、リーダー/ボーカル1を担当。
ポジション評価では、ボーカルポジションチームを選択。
ポールキムの「君に出会って」チームで、リーダー/センター/ボーカルを担当しました。
スンウの優しく響く高音パートは、安心して聴いていられますね。
コンセプト評価では、「U GOT IT」チームで、メインボーカルを担当。
衣装が「セクシーすぎる」と、歓喜の声があがりましたね。
安定したボーカルと高音パートは、スンウにとって代名詞のようなものです。
圧倒的な人気を誇り、最終順位は3位でデビュー圏内に入りました。
実力・人柄共に、とにかく練習生から信頼を置かれているスンウです。
X1には必要不可欠な存在だったのではないでしょうか!
ソン・ヒョンジュン
スターシップエンターテイメント所属の、ソン・ヒョンジュン(송형준)
可愛らしいルックスに加え、ダンスの実力に定評があります。
緊張のしすぎか、ランク分け評価テストでのパフォーマンスで失敗を繰り返し、実力を発揮できなかったため、ヒョンジュンを含め3人のスターシップ練習生はXランクになってしまいました。
しかしXランクでの頑張りが実り、再評価テスト後にはDランクに昇格。
グループバトル評価では、NCT U の「第七感(The 7th sense)」でサブラッパーを担当。
難しい曲調の中、ラッパーにも挑戦しました。
ポジション評価では、得意のダンスポジション Bruno Mars の「Finesse」チームに参加。
Xランクの暗いイメージを払拭し、一気に実力と魅力をアピールすることができました。
コンセプト評価では「Pritty Girl」チームで、かわいいイメージをさらにアピールしました。
常に上位圏内にいたものの、若干下がりつつあった順位に不安を感じながらの日々でした。
まわりの練習生に順位の変動が大きい中、どんなに上位でも不安はつきものです。
最終順位は4位で、デビューが決定しました。
Xランクからスタートしたヒョンジュンが、見事に大逆転劇を見せてくれました!
チョ・スンヨン
ウィエファ所属の、チョ・スンヨン(조승연)
チームワークを保つために自ら中心となり、エネルギッシュなスタイルで皆を引っ張るリーダー的存在。
でも本当はおとなしい性格で、実は誰よりも一番回りに気を使っているタイプです。
実力者でもあり、プデュX101ではオールラウンダーとも言われ評価されていました。
ランク分け評価テストではBランク。
再評価でもBランクをキープしていました。
グループバトル評価では、EXOの「Love Shot」チームでメインボーカルを担当。
華麗なダンスと、安定した高音パートが印象的でした。
ポジション評価では、ラップポジションチームに参加。
ZICO(ジコ)の「Yes or No」で、リーダー/ラッパーを担当しました。
ラップに慣れていないのに、順位が低いためにやむを得ずチームに参加することになった練習生たちもしっかりまとめて良いチームワークを形成し、素晴らしいステージを完成させました。
コンセプト評価では、「MOVE」チームに参加。
もちろんリーダーであり、センターとサブラッパーを担当しました。
初回67位という順位から、毎週のようにある意味安定して上がっていく順位でした。
最終順位はなんと5位です。
ムードメーカーとしての人柄と、まさにオールラウンダーとしての実力が示した結果でしょう。
その明るさの裏に隠された努力やプレッシャーは、彼の経験値に大きなプラスになったのではないでしょうか。
ソン・ドンピョ
DSPメディア所属の、ソン・ドンピョ(손동표)
見た目の可愛らしさと小柄な体とは程遠いような、ワイルドで激しいダンスも卒なくこなす実力の持ち主です。
カメラを向けられたときの、アイドルらしい決めポーズは天才的。
まさにアイドルになるために、生まれてきたような逸材です。
ランク分け評価テストでは、Bランク。
再評価テストでは、Aランクに昇格しました。
グループバトル評価では、NCT U の「BOSS」チームでボーカル2を担当しました。
普段の可愛らしいイメージではなく、かっこいい系に挑戦した姿には圧巻されました。
ポジション評価では、ダンスポジション Imagine Dragonsの「Believer」に参加。
ここでも激しいダンスを繰り広げる、重厚感のあるオルタナティヴロックに挑戦です。
コンセプト評価では、「Pretty Girl」でセンター/サブボーカルを担当しました。
力強いワイルドなイメージに挑戦してきたのですが、ここで一番ドンピョらしい可愛い曲です。
可愛いだけではなく、元気でパワフルなダンスでかっこよさも十分に発揮できました。
「番組のタイトル曲・初代センターのジンクス(初代センターは必ずデビューできる)」を壊してしまうかもしれないと、大きなプレッシャーの中で努力を続けてきたドンピョです。
ジンクスを壊すことなく、最終順位6位でデビュー決定しました。
「本当によかったね」と、思わず声をかけたくなりますね。
イ・ハンギョル
MBK所属の、イ・ハンギョル(이한결)
ほどんとのメンバーのファン年齢層が10代~20代の中、ハンギョルについては20代~30代に多く支持されているようです。
所属事務所である「MBKを救うためにやってきました(プエクに参加)」、というセリフが印象的でしたね。
グループバトル評価では、EXOの「Love Shot」チームでサブボーカルを担当しました。
ポジション評価では、ダンスポジション Bruno Mars の「Finesse」チームです。
ハンギョルはここで、センターを担当しました。
80年代後半から90年代前半に大流行した New Jack Swingの曲調に、若々しさとパワフルさをプラスした、まるで新しくデビューしたアイドルグループを見ている感覚になるような、素晴らしいステージでした。
コンセプト評価では、「MOVE」チームに参加しボーカルを担当しました。
ここでは本領を発揮。
ワイルドで力強い、ハンギョルらしさを表現できたステージだったと思います。
番組中盤から後半にかけて、一気にハンギョルの魅力が押し出されてきた印象でした。
順位は少しずつ確実に上がっていましたが、デビュー圏内に入ることはありませんでした。
ファイナルステージで一気にデビュー圏内へ!
最終順位7位で、夢が叶いました。
ナム・ドヒョン
MBK所属の、ナム・ドヒョン(남도현)
練習生最年少の16歳(韓国年齢)・中学3年生という若さで、練習期間も短い中、ラップの実力が優れておりトレーナー陣からも「天才かも」と言われてました。
幼いころから音楽に携わり、作曲もこなす絶対音感の持ち主。
ランク分け評価テストでは、Aランク。
再評価では残念ながら、Dランクに降格となりました。
グループバトル評価では、SEVENTEEN の「CLAP(拍手)」でラッパー1を担当。
番組内での分量は少なかったのですが、ラップパートで実力を発揮し会場で大盛り上がりでした。
ポジション評価では、得意のラップポジションチームに参加。
ZICO(ジコ)の「Yes or No」で、センターを担当しました。
コンセプト評価では、「Monday to Sunday」チームでラッパー担当です。
移動組になってしまい不安定な状況になりつつも、良いチームワークを形成し、練習に練習を重ね、素晴らしいステージを披露することができました。
常にデビュー圏内で安定していましたが、とにかく順位に変動はつきもので、いつ落ちるかわからないような状況の中でのプレッシャーは確かにあったと思います。
最終順位は8位で、最年少メンバーとしてデビューが決定しました。
番組内では、決して涙を見せなかったドヒョン。
名前が呼ばれた瞬間、初めて泣いていたのがとても印象的でした。
チャ・ジュンホ
ウリムエンターテイメント所属の、チャ・ジュンホ(차준호)
最初は人見知りだけど、慣れた人とはとことん仲良くなれるタイプ。
人見知りの性格が邪魔して、プエクでは目立つことはありませんでしたが、成長している過程が見られたのは明らかでした。
ボーカル・ダンス・人間性すべてにおいて、最初のジュノとは別人のようなのがわかります。
ランク分け評価テストでは、再評価ともにCランクでしたが、ここからの成長が手にとってわかる頑張り屋さんです。
グループバトル評価では、NCT U の「BOSS」チームです。
ジュノの担当は、ボーカル3です。
実力者が揃うアベンジャーズチームと呼ばれましたが、ジュノも立派な実力者です。
ポジション評価では、ボーカルポジション・ポールキムの「君に出会って」チームです。
「BOSS」チームのときに声量の弱さを指摘され、今回は感情表現について指摘を受けました。
ジュノにとって苦手とされるボーカル部分を克服しようと、懸命になる姿が印象的でした。
コンセプト評価では、「U GOT IT」チームでサブボーカル3を担当。
ここでもボーカル力に苦戦しますが、仲間にも恵まれ努力を続ける様子が見られました。
デビュー圏内ほぼギリギリのラインで安定していましたが、最終順位9位という成績でした。
人見知りが激しく大人しかったジュノが、しっかりと堂々とした姿で感謝の気持ちを述べていました。
カン・ミンヒ
スターシップエンターテイメント所属の、カン・ミンヒ(강민희)
ウリムのチャ・ジュンホと同じく、「プロデュースX101」で著しい成長を遂げたメンバーです。
どちらかと言うと「うつむき加減」で自信なさげだった姿が、回を重ねるごとに自分の魅力をどんどん発揮していき、見違えるほどの成長を見せてくれたメンバーです。
ランク分け評価テストでは、ヒョンジュンと共にXランクへ。
そして再評価テストで、Dランクに昇格しました。
グループバトル評価では、EXO-K の「MAMA」でサブボーカル4を担当。
ランク分け評価テストの時の自信なさげな姿から一転、堂々としたパフォーマンスが見られました。
まさに、Xランクからの復活の瞬間ですね。
ポジション評価では、ダンスポジション・Bruno Mars の「Finesse」チームです。
大きく目立つことはありませんでしたが、笑顔でさわやかに表現する姿に間違いなく成長を感じます。
コンセプト評価では、「Pretty Girl」で初のメインボーカルを担当。
自分の魅力をアピールするコツをだんだんと掴んだかのように、急激に実力を発揮し出してきたのがこの頃。
トレーナーからも沢山褒められて、ますます自信がつきましたね。
自信に満ち溢れる表情が、本当にさわやかでよかったと思います。
決してデビューが確定できるような順位ではなかったミンヒですが、後半からの追い上げが功を奏して、最終順位では10位で、夢が叶いました!
改めて初回放送の映像を見ると、別人のようですよね!
イ・ウンサン
ブランニューミュージック所属の、イ・ウンサン(이은상)
実力者が揃う事務所として有名なことと、シーズン2での好成績によってプレッシャーから始まったプエクの参加でした。
ウンサンは生まれ持った可愛いらしいビジュアルとは正反対に、ステージの上ではキューティーセクシー(本人宣言)に変わるギャップが魅力のひとつです。
ランク分け評価テストでは見事なAランク。
しかし再評価テスト後には、Cランクになってしまいました。
グループバトル評価では、NCT U の「BOSS」チームでサブラッパーを担当。
「ステージ上で変わる」姿を、存分に見せつけていました。
ポジション評価では、ボーカルポジション・MAMAMOO ファサの「Twit」チームです。
ボーカルの実力を持つメンバーが揃う中、ウンサン独特の表現力を駆使して素晴らしいパフォーマンスを披露することができました。
コンセプト評価では、「U GOT IT」チームでラッパーを担当。
ここで自他共に認める「立候補のプロ」として、チャンスがあれば積極的に手を上げていく姿が印象的でした。
今シーズン初の試みである「X」の存在。
今回のデビュー組は1~10位までと、これまでの国民プロデューサーからの投票全総数が一番多い練習生が「X枠」としてデビューできるものになります。
従来のように、11位の練習生がデビューできるものではないというのが大きな特徴ですね。
1~10位までの発表が終わり、残るは1席のみという状態。
長い時間待たされ、極度の疲労と緊張が重なりかなりつらい状態だったと思います。
最後に「X枠」で名前が呼ばれデビュー決定です。
「X1」8月27日デビュー
遂にデビューの日がやってきました!
7月19日の「プロデュースX101」ファイナルステージから1ヶ月と10日余りです。
デビュー当日、韓国の高尺(コチョク)スカイドームにてX1のデビューショーコン(ショーケース+コンサート)が行われました。
日本でもリアルタイムで「You Tube ライブ」や「Vライブ」などから視聴することができました。
やっぱり、かっこよかったですよね!
ステージ経験のあるスンウやスンヨンたちの落ち着いたパフォーマンスに負けじと、センターとしての威厳を保つかのような、ヨハンの力の入れ方がハンパなかったです。
自分の叶えたかった夢がやっと叶った、その喜びに満ち溢れる素直な様子も見られて、こちらも感動でしたよね!
デビュー曲「FLASH」も、メチャクチャかっこいいです!
さいごに
「プロデュースX101」を初回からずっと見ていたら、自然と「X1」も応援したくなります。
公開サバイバルオーディションという、過酷な闘いの上に得ることができた夢のデビューなので、脱落してしまった練習生の分まで頑張ってほしいって思います。
恐らくですが、これからオーディション中の大変さが比べものにならないほど忙しく、過酷な日々が続くと思いますが、本当に頑張ってほしいですね!
「 One It 」皆さん、みんなで応援していきましょう!!
コメント