2021年12月1日の衝撃デビュー以来、
今や絶大な人気を誇るスーパーアイドルグループにまで昇りつめたIVE。
2022年10月19日には待望の日本デビューも果たしたので、ますますこれからの活躍に目が離せないですよね!
ところで8月22日にリリースされた、IVEの3枚目のシングル曲「After LIKE(アフターライク)」について
この曲は、パクリなのでは?
という声があるようなので、今回はこのパクリ疑惑について徹底的に解説していきたいと思います。
After LIKE(アフターライク)はパクリなの?
まず結論から言いますと、「After LIKE(アフターライク)」はパクリ曲ではありません。
パクった曲が新曲になるなんてありえないし、そんな事を言われてしまうのはファン(DIVE)としても本当に侵害ですよね!
今回、IVEの「After LIKE(アフターライク)」はサンプリング曲というものになっているようです。
実は一見似ているようで全く意味が変わってくる、「パクリ曲」と「サンプリング曲」について、このあと詳しく説明したいと思います。
その前にここで、IVEの3枚目のシングル「After LIKE」を紹介します。
パクリ曲とは?
原曲の制作者(作詞作曲など)に許可を得ないで使用し、あたかも自分が制作したかのようにインディックスに原曲の制作者の名前を加えず、またその売り上げも分配しないことです。
これは著作権法で侵害にあたり、違法となっています。
サンプリング曲とは?
原曲の制作者(作詞作曲など)の名前をインディックスに加えることによって、原曲の制作者の著作権が認められます。
また原曲の制作者は、楽曲の売り上げからその一部を報酬として受け取ることができます。
これで著作権法も守られ、お互いにウィンウィンの関係でいられるのです。
After LIKE(アフターライク)がパクリ曲と言われる理由
それではいったい何故、IVEの「After LIKE(アフターライク)」がパクリ曲と言われてしまったのかを、検証してみたいと思います。
今までの路線と違っていた
IVEはこれまで「ELEVEN」「LOVE DIVE」をリリースし大ヒットを飛ばしてきました。
双方ともキャッチーな曲ではありますが、最初のインパクトとしては弱いものがあったと言われていました。
「After LIKE(アフターライク)」は、駆け抜けるような曲調で、最後までアゲアゲな雰囲気がこれまでと違い、最初から大きなインパクトになりました。
レトロな雰囲気で洋楽っぽい
全体的な雰囲気もそうですが、特に間奏の部分、70年代・80年代のディスコソングを彷彿させるような曲調であること。
そしてどこか懐かしさを感じてしまう、どこかで聞いたことがあるような感覚になり、どの曲だったのか記憶を辿ってしまう。
J‐POPのような雰囲気もあるということで、日本のファンダムの間でも騒めいていたのかもしれませんね。
そもそもサンプリング曲を知らない
どこかで聞いたことがあるような、レトロな雰囲気を感じながらも、そもそもサンプリングという手法を知らなかったばかりに、「なにかの曲のパクリなのでは??」という単純な発想になってしまった可能性は十分にあると思います。
After LIKE(アフターライク)の原曲は?
アメリカ人の歌手グロリア・ゲイナーが、1978年に発表した楽曲です。
タイトルは「I Will Survive(恋のサバイバル)」。
グロリア・ゲイナーはディスコミュージック界では世界的に有名であり、「I Will Survive(恋のサバイバル)」は当時全米1位、グラミー賞「最優秀ディスコ・レコーディング賞」を受賞しています。
After LIKE(アフターライク)がパクリではない証拠
グロリア・ゲイナーの「I Will Survive(恋のサバイバル)」を作詞・作曲を担当したのは、Freddie Perren(フレディ・ペレン)とDino Fekaris(ディノ・フェカリス)です。
続いて、「After LIKE(アフターライク)」インディックスを見てみます。
少し拡大して見ますね。
ありました!
「I Will Survive(恋のサバイバル)」を手掛けたお二人の名前が、しっかり記載されています。
さいごに
IVEの今回のアルバム「After LIKE」は、なんと初動92万枚(924,363枚)を達成し、歴代2位を記録したようですね。
日本でも主に10代~20代の女の子を中心に、絶大な人気があるようです。
2022年夏には初来日し「めざましライブ」に出演したり、さまざまなメディアに登場しました。
10月にはいよいよ、本国のデビュー曲「ELEVEN」の日本語バージョンで日本デビューです。
日本での活動も含め、これからのIVEの活躍には本当に期待しかないですね。
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