子供が言うことを聞いてくれない。
世の中のママさん達が、一度は必ず思う悩みだと思います。
・お風呂に入りたがらない
・ハミガキを嫌がる
・寝る時間なのに寝てくれない
・ご飯の時間なのに食べてくれない
上げればキリがありませんね。
我が家は4歳半の男の子がひとりです。
毎日、言うことを聞いてくれません。(笑)
言うことを聞いてくれなくて、しょっちゅう生活のペースを崩されてしまう、そこに頭を抱えてしまっている方へ、いろいろ試してみて、これはどうかな?と思うことを書いてみたいと思います。
言うことを聞かないのは当たり前
子供というのは、
親の言うことを聞くようにしないとダメ。
まずこのような考えが基本にあるとしたら、それは取り払った方がよいです。
むしろ何でも言うことをきく子供の方が、危険かもしれません。
自分の意思や感情が乏しく、親の機嫌ばかり伺っている子の方が心配です。
・お風呂に入りたがらない
・ハミガキを嫌がる
・寝る時間なのに寝てくれない
・ご飯の時間なのに食べてくれない
例えば、これらの生活のリズムに入っている事がスムーズに行かないと、親自身にも影響がきてしまう事もありますよね。
何より子供の生活のペースが乱れるのがよくない、と思われる方もいると思います。
だからこそ、上手く進まないとイライラしてしまいますよね。
いつもはちゃんとするのに、今日はやってくれない。
いつもいつも、嫌がって思うようにいかない。
毎日本当に、育児は大変ですよね。
でも、子供は言うことを聞きません。(汗)
言うことをきかないことがおかしい(変だ)と考えてしまうと、イライラが止まらなくなりますので、きかなくて当たり前なのだという考えから入っていくと、少し楽になれます。
それから「じゃぁ、どうしようか。」となります。
私は言うことをきかない子供に、どうしつけるかではなく、どう向き合って行くかが一番の課題だと思っています。
子供と向き合うこと
意思疎通がまだしっかりできない子供と、真剣に向き合うのは本当にきついですよね。
でもここで、どこまで親が真剣に対応したかで、子供の「人格形成」と言っては少し大げさかもしれませんが、子育てにおいて一番大事なことではないかな、と私個人的には思っています。
「頭から押し付けて言い聞かせる子育て」をしたくない私は、失敗だと思っても、ちょっと後悔する行動をしてしまったとしても、「真剣に向き合う」ことだけは怠りたくないと思います。
子供の意思を尊重しよう
(子供):やだ。入らない。入りたくない。
まぁ、いろいろな言葉や態度で示してきますね。(汗)
(子供):やだやだやだやだ。
これループですよね。
そしてだんだんイライライライラ・・・するパターン。
一旦ここで、なぜ今お風呂に入りたくないのかを考えてあげてみるといいです。
「なぜ入りたくないの?」と、聞いてあげてもいいと思います。
きっと、子供なりに何かあるのでしょう。
その何かが、なかなか伝わらないこともあります。
こちらもよく理解できないこともあります。
でも、今は入りたくないんだ。という気持ちを理解してあげることも大事だと思います。
恐らく、子供が今やっていることの手を止めたくないのが殆どだと思います。
・テレビを見ている。
・ゲームをしている。
・遊んでいる。
それらを一旦、手を止めて「今お風呂に入りなさい。」というのは、子供にとっては酷なこと。
あえて「今これをやりたい」という気持ちを尊重することです。
子供目線にしても、まず自分の意思を尊重してさえくれれば、妥協に入ることは容易くなります。
やだやだやだ、と連呼していた子供が、「じゃあ、それが終わったらね。」というような、ある区切りをつけて提案してあげると、子供もすんなり妥協して、結果こちらの思い通りになるということです。
・そんな余裕ない。
・こっちも疲れているのに・・。
・今やってくれないと困る。
・結局はこの子のためなのに。
それもよくわかります。
でもほんの少しだけ、少しだけ時間を与えてあげてほしいと思います。
子供への褒め方も大事
乳幼児~未就学児の子供は、とにかく大げさに褒めてあげていいと私は思います。
褒めることによって、子供は自信がわいたり向上心がついたりと言われていますが、一番大事なことは親にちゃんと見てもらえている、という安心感を得られること。
「親に見てもらえている安心感」というのは、親子の信頼関係を築くための基礎だと思います。
言葉がわかる歳の子であれば、具体的に褒めている理由も言ってあげるといいでしょう。
例えば、
「今テレビを見ていたのに、ちゃんとやめてお風呂に入ってえらいね。」
「まだ遊びたかった?そっか。まだ遊びたかったのにちゃんとお布団に入ってえらかったね。」
自分の事を詳しく、理解してくれているという安心感が持てます。
最後に
うちの4歳半の息子も、すぐに言うことを聞くことはありませんが、「それが終わったらね。」「あと最後だよ。」と言うと大抵は成功します。
こんな小さな子でも自分の気持ちを認めて欲しいものなんだなと、見ていて思います。
とはいえ、育児はそう甘いものではありませんね。
昨日はすぐにできたのに、今日はできない。
なんていうこともよくあります。
もう赤ちゃんではなく、しっかりした子供になったんだな、と思わせておいて「あれ??」と思うこともあります。
まだまだ、できないことの方が多い歳なんですよね。
子供に手がかからなくなる頃には、きっと子供も離れていくときでしょう。
子供と触れ合えるのは、本当に今だけです。
だからこそ楽しんで子育てをすることが、本来一番の理想であり、喜びだと思います。
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