突然ですが、
みなさんがお使いのフライパンは、
どんな種類のフライパンですか?
今使っているフライパンは、どの位の期間使用していますか?
実は私は、フライパンがすぐ劣化してしまい困っています。
何故こんなに長持ちしないものなのか?
どうすれば長持ちできるのか?
興味があっていろいろと調べてみたので、記事にしてみたいと思います。
フライパンにはさまざまな種類がありますが、今回は私が使っているテフロン加工のフライパンに限定してお話をさせていただきます。
フライパンは消耗品?
私が使っているフライパンは、いわゆる「その辺で売っている」テフロン加工のフライパンです。
長くて7~8ヶ月、短くて4ヶ月くらいでダメになり、その都度買い換えるようなサイクルです。
ネットでレビューを見てみると、テフロン加工のフライパンは「1年で使えなくなる」とか「1,2年でダメになってしまうのは不経済だ。」という言葉を見て、「えっ??私なんか半年でダメになってるけど・・・。」と少し落ち込んでしまいました。
テフロン加工のフライパンは値段はピンキリで、大きさにもよりますが、1000円~購入できるものもよく売られています。
私はいつも、2000円~3000円程度のフライパンを使っています。
やっぱり安いのではダメなのでしょうか?
消耗品として考えるのは、よくないのでしょうか?
平均寿命はどれくらい
フライパンが使えなくなると、とにかく食材がくっついて焦げ易く料理にならなくなります。
3,000円程度のフライパンは、半年程度~1年半くらいが平均のようです。
中には、何年も使っているという方もいるようです。
そこで気になるのが、1万円以上する高額な(私の中では)フライパンです。
私のように、いつも3,000円程度のフライパンを年に最低2回は買い換えてると考えると、1万円以上のものを購入するなら、2年は絶対に使えないと意味がなくなります。
少しここは慎重に考えたいところです。
高いフライパンと安いフライパン
1万円以上する高額なフライパンは、恐らくある程度は金額に比例してコーティング材が剝がれにくいなどのメリットはあると思います。
ところが、「5倍のコストをかける=寿命が5倍になる」というのはどうやら違うようです。
上記は、イメージのグラフです。
説明を加えますと、
右に行くに従い(値段が上がるに従い)最初はどんどん品質もあがりますが、だんだん品質の上がり方は少なくなり、ある限度で品質は向上しなくなります。そこが、現代科学の限界ということです。この変化は「比例」ではありません。
低価格のうちはほぼ比例するけれども、品質が高ければ高いほど、更に高めるためにはコストがかかるのです。
つまり高ければすべてOK、というわけではないという理論があるのですね。
そして、もうひとつ大きなポイントとなるのが「フライパンの扱い方」にあるようなのです。
フライパンの正しい扱い方
テフロン加工のフライパンを使う上で、注意をしなければならない大事なことは、
強火で調理しない
空焚きは絶対にNGであり、尚且つ調理をするときも強火でしてはいけないのです。
そして260℃以上になると、コーティング材が剥がれ落ちてしまうのです。
毎日強火でガンガン使っていたら、どんどん寿命が縮まってしまうということになりますね。
温度を急激に下げない
フライパンを使用した後、高温のまますぐにジュッと冷水をかけてしまうのはNGです。
これもコーティング材が剥がれてしまう原因のひとつなのです。
細かく言うと、餃子を焼いていて途中でお水を入れることがありますが、このときも冷水ではなくお湯にした方が良いらしいのです。
表面に傷をつけない
料理中に金属製の返しやヘラなどを使用すると、傷がついてしまう恐れがあります。ほんの小さな傷だとしても、そこからどんどん剥がれ落ちてしまうので、結果寿命を縮めてしまうのです。
また、フライパンを洗うときも傷をつけないように、研磨剤入りの洗剤は使わず、中性洗剤でスポンジで優しく洗う程度にします。
頑固な汚れがついてしまった場合は、洗剤を入れてお湯でつけおき汚れを浮かせてからスポンジなどで洗う方法をとります。(決してゴシゴシ擦らない)
このように、テフロン加工のフライパンの命である表面のコーティング材は、誤った扱い方によって剥がれてしまい、劣化し使い物にならなくなってしまいます。
コーティング材の剥がれやすさは各メーカーによっても違うでしょうし、高額だから絶対に剥がれないというわけではないのですね。
安いフライパンでもしっかり扱い方を注意すれば、かなり寿命は長くなるでしょうし、いくら高いフライパンでも毎日ゴシゴシと汚れを落としていてはすぐにダメになってしまうでしょう。
寿命を縮めていた理由
なぜ私が使うフライパンの寿命が短いのか、考えてみました。
心当たりとしては、洗うときにコーティング材が剥がれないように、優しく洗う意識はしていたものの、ちょっとこびり付いてしまった汚れには、無意識に力を入れて擦っていたかもしれません。
そして一番の致命傷だと気がついたのが「強火での調理」です。
これは正直、目からウロコでした。
フライパンなのに、強火で調理してはいけないなんて思いもしませんでした。
購入した際の取扱説明書にも記載があるとの事ですが、見たことありませんでした・・。(恥)
結局、フライパンの寿命を短くしてしまう原因を、自分で作っていたのです。
恥ついでに、もう少しお話しすると・・。
最初は「急激に温度を下げてはいけない」「強く擦り洗いをしてはいけない」と意識していても、しばらくして食材がくっつきやすく、劣化がはじまったかな?と思ったら、投げやりになってしまい、強く擦り洗いをしてしまったり・・やってはいけないことをやってしまう、というズボラな性格がここで発揮してしまったこと。
これでは一気に劣化してしまうのも、当然ですね。
フライパンってけっこう、維持させるの大変なんですね・・。
いえ、ズボラタイプの私にはテフロン加工のフライパンは合わないのかもしれません。
と、思い始めてきました。
まとめ(結局何がいいのか?)
コーティング系のフライパンについては、ほぼ消耗品と考えて良いと思います。
手入れ次第もありますが、料理によってフライパンを使い分けることも必要だとわかりました。
しかしながら、強火での調理が難しいのであれば、このままテフロン加工のフライパンを使い続けるのもどうかなと思っています。
そういう意味でも、フライパンの使い分けがいいのでしょうね。
オムレツを作るなら、ツルツルした表面のテフロン加工のフライパンで、ふわふわ感たっぷりで美味しくできます。高温が必要なソテーやステーキ、ハンバークなどには不向きなのでしょう。
今ちょうど、劣化して使い物になっていないフライパンで、日々ストレスを抱えながら料理しているので、フライパンの「使い分け」も考えてみようと思っています。
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