普段は目に見えない、洗濯機の内部に付着している大量のカビ達・・。
一気に落とすことができる方法をご存知でしょうか?
えっ?何の話? ・・という方にはまず、
● 室内干しにするともう臭くてダメ・・。
● キレイなはずの洗濯槽から、変な臭いがする・・。
このような症状を感じ出したら、ぜひすぐにでもやっていただきたいです。
これらは、洗濯機を長年使用していれば、当たり前に出てくる症状でもあります。
私もこの手法を知ってから、長くても半年に一回は洗濯機大掃除をするようにしています。
どこからともなく沸いて出てくるあの【カビ】を落とすことによって、
心までスッキリすること間違いなしです!
洗濯槽を酸素系漂白剤でキレイさっぱりしよう!
準備するもの
酸素系漂白剤と、下の写真のような「すくい網」、この2点のみです。
酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムと同名で、ドラッグストアなどで販売されています。
750gで税込み400円前後といった価格です。
「すくい網」は100均のお店でも購入することができます。
使用する漂白剤の量は、水10ℓに対して約100gです。
洗濯機の大きさによって加減し、少し多めでもかまいません。
酸素系漂白剤について
漂白剤といえば、塩素系と酸素系があります。
洗濯機の掃除には塩素系でも使用して構わないのですが、とても強力な薬剤なので、取り扱いにかなりの注意が必要なのと、強力すぎて洗濯槽を痛めてしまう可能性があるため、ここでは比較的安全に使用できる、酸素系漂白剤で紹介していきたいと思います。
余った酸素系漂白剤は、次回の洗濯槽の掃除に使用するか、普段のお洗濯の際にも洗濯物の除菌効果として(水30ℓに対して15g投入)、使用できるのでとても便利です。
酸素系は色柄ものの洋服でも色落ちなどの心配がないので、私も毎洗濯の際にバンバン使ってます。
※但し、幼いのお子さんの洗濯物については念には念を重ね、使用しないことをおすすめします。
作業をはじめてみよう!
手順1
まずはできるだけ熱湯(50度以上が理想)を、洗濯槽に3分の1程度投入します。
私は、お風呂で熱湯を出しバケツに汲んで、洗濯機まで運び入れます。
3分の1程度の熱湯が入った段階で、酸素系漂白剤を投入します。
その後、再び熱湯を高水位までしっかり投入します。
※ ここでは火傷とお湯跳ねに注意が必要です。
漂白剤を溶かし、回すイメージでとりあえず3~4分ほど洗濯機を回します。
ついでに雑巾を漂白剤入りのお湯に浸して、回りをふき取り掃除でもしますか!
除菌効果で、ツルツルピカピカにしちゃいましょう!
手順2
一旦洗濯機の電源を切って、そのまま放置します。
私はいつも、一晩は放置しますが、もちろん3~4時間でも効果は十分あります。
その間、漂白剤をかき混ぜる意味で、何度か洗濯機を数分回して下さい。
そうすると、このように洗濯槽内部からカビらしき物体が現れてきます。
まるでワカメのような、黒くヒラヒラした物体も見えます。
ここで登場するのが「すくい網」です。
この後は、金魚すくいならず、カビすくいをします。
作業をしていると、やわらかいカビが拡散してしまいやすく、しばらくは格闘してしまうかもしれません。
ここでのコツは金魚すくいと同じ、カビが逃げないようゆっくりとすくう事です。
カビが粉々に散ってしまった場合も慌てず、少し時間が経てばまた浮き上がってきますので、ゆっくりやれば大丈夫です。
ここで大きなカビを残してしまうと、次に洗う洋服についてしまうので注意しましょう。
手順3
だいたい目に見えるカビをすくい終わったら、一旦全部水を流し捨てます。
そして洗濯物を一切入れない状態で、通常回転の洗濯を水量MAXで、できれば2回行います。
作業の工程は以上となります。
はじめてカビを見たときは、かなりの衝撃でした。
こんな汚れが内部に潜んでいたなんて、こんな汚い洗濯槽で洋服を洗い、綺麗になった気になっていたなんて・・・。
ちょっとゾっとしますよね。
以前私は、長年放置していた洗濯槽の掃除をこの手法で試してみたところ、精神的な打撃を受けるほど、黒カビの量が多かったことがありました。
市販でよく売られている「洗濯槽クリーナー」を使用法を誤ることなく、定期的に使っていたので、大丈夫だろうなと思っていたので余計に衝撃的でした。
どの位のペースでやっていけばよいのか
月に一回くらいが理想ですが、意外と手間と時間がかかってしまいますので、2~3ヶ月に一回、長くても半年に一回はやっておいた方が良いと思います。
また、梅雨の時期などは当然カビが発生しやすくなるので、この時期は必須かもしれませんね。
実を言うと、今年の年明け早々に新しい洗濯機を購入した我が家でした。
新品だから大丈夫かなぁ~と、今回は一年間も放置してしまいまいした。
一年分の汚れが上の写真ということになります。
これからは小まめにやっていきたいと思います。(・・反省)
まとめ
簡単に、作業工程をまとめてみると。
② 高水位まで熱湯を入れて、数分間回転させる。
③ しばらく~数時間放置する。
④ 出てきたカビをすくい網で丁寧に取り除く。
⑤ 脱水して、1~2回ほど洗濯機を回す。
このような感じになります。
少し手間と時間がかかってしまうかもしれませんが、カビを綺麗に取り除いたときのスッキリした気分は最高なものです。
見えないところに潜むカビもすっきり落として、綺麗な洗濯機で清々しく洗濯をしたいものですね。
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