初めての出産というのは、
経験がない分、とても不安ですよね。
私も、2014年に初めて出産を経験したときは、
本当に「出産」というのが、未知なる世界のもので
お腹が大きくなっても、実感さえもなかなか湧きませんでした。
それが普通だと思います。
これから出産を迎えられる方へ、
さまざまな不安の中過ごされている方へ、
専門知識ではありませんが、私の経験からほんのわずかでも、
安心した気持ちになって、出産を迎えられればと思い、記事を書いていきたいと思います。
入院から出産までの日数と費用
私自身、21時くらいから少しずつ陣痛らしきものがきました。
病院から「痛みの間隔」が10分になったときに連絡して下さいと言われていたので、
その間隔になった時、深夜0時頃電話をして母親とタクシーに乗り病院へ向かいました。
診察をした後、即入院をし同日の14時に無事出産。
特に異変もなく、6日後に退院しました。
本当は5日で退院できたのですが、車で迎えにくる父親の仕事の都合で、
一日伸びてしまいました。
費用は、45万円でした。
国から支給される「出産育児一時金」が42万。
「直接支払制度」を利用したので、差額の3万円のみ病院の窓口で現金支払いをした後、
退院をしました。
費用については、病院によって、また同じ病院であっても人それぞれ異なるようです。
陣痛ってどういうものか
私自身、「痛み」に弱いタイプなので、
とにかく一番の不安は、「痛み」についてでした。
ネットで調べてみても、
「どういう痛みなのか」「どの位の痛みなのか」
なかなかハッキリとしたイメージができず、イマイチわかりませんでした。
わかったのは、悲鳴を上げるほどの尋常じゃない痛さ・・。
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こんな情報だけでは、もう恐怖でしかありませんよね。
私は里帰り出産を選択し、実家でのびのびと過ごしており、
とにかく時間だけは有り余っていたので、ネットや雑誌を見て調べ尽くしていました。
結論から言うと、何を調べても本番を迎えたとき、
ほとんど役には立ちません(汗)
私自身、いろいろ調べ尽くしていた結果、
勝手に作っていた自分のイメージとは全然、全く違うものでした。
女性は、妊娠がわかった時点ですべてを覚悟しているような気がします。
覚悟しているから、皆乗り越えられるのでしょう。
人の体験談で恐怖を感じてしまっていた時間が、なんて無駄だったんだろうと思いました。
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ただの参考程度に留まっていれば、いいのでしょうけどね。
甘えることは悪いことではない
最近は無痛分娩を選択する方も、増えているようです。
中には無痛分娩は甘えだと、バッシングする人も多いようです。
「痛みがあってこそ、母性というものが生れるもの。」
「自然に反している。」
などと、言われることもあるようですが。
私は、そうは思いません。
私自身は普通分娩でしたが、無痛分娩を選ぶことでその方が少しでも
安心して出産に挑めるのであれば、それが正しい選択だと思います。
大事なことは、これは育児に関しても同じように言えますが、
周りの行動や意見に振り回されないことです。
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私も、たくさん甘えました!
まず里帰り出産という時点で、家事もロクにせず甘えてばかりでしたし、
妊娠5ヶ月目で仕事も辞めたので、ギリギリまで働いて方に比べたら大変さはありませんでした。
出産直後、1日半以上も寝ていないにもかかわらず、アドレナリンの影響ですっかり頭が冴えて
なかなか睡眠がとれず、やっと寝付けそうなときに寝ておきたかったので、赤ちゃんを新生児室でお任せして、しっかり甘えさせていただきました。
おかげでぐっすり眠り、体力回復して清々しい気持ちで赤ちゃんのお世話に集中できたので、
自分では全く問題がなかったと思っています。
ネット上ではよく、自分が無理して頑張って乗り越えた事と逆の事をしている人に対して、
強く否定する傾向にあります。
ネットではなくても、一番言われたくない身内や友人からの、厳しい言葉もあるかもしれません。
しかし人それぞれ違う人間なので、そのプロセスが異なるのはある意味当たり前です。
もっと言うと、同じである方がおかしいかもしれません。
何か悪い結果が生まれてしまうのであれば、それは少し考えないといけませんが、
世間一般的に言われる「甘え」が全て悪いことだとは、思わない方がよいのです。
自分が精神的に安らげて、安心できて、無事に役目を果たせるのであれば、
他の誰でもなく自分が出した選択が、一番正しいことです。
一人の人間を産む、命がけの出産をするのです。
そんなときくらい甘えたっていいじゃないか!
くらいの気持ちでOKです。(笑)
自信を持って大丈夫です!
痛みを緩和する方法
呼吸法だったり、テニスボールを腰に当てたりなど、病院の方からもさまざまな提案をされると思います。
私の場合は、陣痛中ずっとタオルをギュっと握っていることが、ほんのわずかな安らぎでした。
分娩室に移ったときの最後の大仕事のときは、ベット横にある手すりにつかまるのも良いですが、
それよりも「人の手のぬくもり」が一番の安らぎでした。
私は助産師さんの手を、ずっと強く握らせていただきました。
タオルや手すりという物理的なものではなく、人の手の温もりというのがこれだけ人間の極地の時に安心できるものか、初めてわかった気がします。
相当力強く握ってしまったので、助産師さんも大変だったと思います。
後でお礼を言わせていただきました。
まとめ
今や情報があふれる中、何か疑問に思ったことはネット検索ですぐに解決できたり、
さまざまな口コミなどで、客観的イメージがつきやすくすることができる時代です。
「出産」についても、調べると沢山の情報があふれていて、その中から自分なりの判断をしていかないといけません。
出産は十人十色で、その人によって全く違うものです。
よって参考にはなっても、自分には自分の「出産」があり、それを探る術はどこにもないはずです。
私がそうだったように、あまり悪いイメージを埋め込みすぎるのもよくないかもしれません。
多くの方々が、安定した心で出産を無事に迎えられることを祈っています。
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