いよいよ2019年4月1日、「平成」に続く新元号発表の日がやってきます。
つい先日、4月1日当日は11時半あたりに菅官房長官から発表されるという報道がありました。そして新元号が施行されるのが5月1日「即位の日」からになります。
4月1日は週初めの月曜日、普通の平日です。
そして既にお気づきの方もいらっしゃると思います。世の中がざわつきのピーク達するであろうその日は、まさかの「エイプリルフール」になります。
エイプリルフールとは?
エイプリルフールとは、みなさんご存知のように「4月1日だけは嘘をついても良い」とされている日ですね。これの由来についてはさまざまな諸説がありますが、一番有力とされている起源説を紹介します。
因みにこのグレリオ暦が日本で採用されたのが、この約300年後である明治初期の1872年のことです。
現代まで続く風習やイベントについての起源を調べてみると、だいたいがある人物が亡くなったとか、処刑された日だとか、悲劇的な出来事が多かったりします。
時代背景の違いもありますが、これらはもう二度と起こしてはいけない出来事だったりしますので、何も知らないでイベントを楽しむよりもその起源について、簡単にでも知っておく必要はあると思います。
新元号はもう決まっている?
新元号は、2019年4月1日の11時半~正午には発表されるとの事なので、午前中より閣議が始まると思われます。前回(平成)の新元号決定にあたっての取りまとめ責任者(内閣内政審議室長・的場順三氏)の証言によると、昭和天皇が体調を崩された1988年9月には、すでに3つの新元号候補が決まっていたそうです。今回は事前に、天皇陛下の退位が決まっており改元の日も予めわかっていることなので、内内的にとはいえ、既に有力候補としていくつかは決定しているのではないかと思われます。
メディアのスクープ合戦について
新元号の公式発表まで、各メディアではスクープ合戦が繰り広げられます。どこよりも早く、そして菅官房長官からの正式な発表の1分でも2分でも、1秒でも早く前に報道できるか、内閣はそれを阻止できるか。といったある意味戦いですね。それに伴い内閣が一番恐れているのが「情報漏れ」です。
現在の毎日新聞が、大正から昭和に変わるとき、大正天皇の崩御された直後にスクープとして次の元号は「光分(こうぶん)」であるという誤報を出してしまったために、責任を取り編集幹部が辞任をするという出来事があったほどです。
現代はインターネットが普及し、情報があふれる時代ですから、今回の新元号スクープ合戦のみならず、一般の人からの情報も飛び交うことが予想されますね。
また平成に変わるときは、まだインターネットが普及されていなかったのでテレビや新聞、号外などが注目されましたが、今回は恐らく各メディアが配信する速報などが一番早い情報になるでしょう。
SNSは注意
すでにネット上では、新元号はこうなるという予想、噂が多く飛び交っておりますね。ざわつく中に加え、当日は「エイプリルフール」でもあります。
Twitter上では嘘の新元号が流れ、「いったいどれが本当なの?」という混乱が起こる可能性もあります。いくらエイプリルフールでも、根拠のないデマの拡散などには注意しましょうね!
さいごに
新元号の発表もいよいよですが、発表後には書類の刷新やシステムの改修など忙しくなる企業も多いと思います。
新元号名についても、ざまざまな予想がされていますがいったいどうなるのでしょう!
「年号ワイン.com」によるランキング発表によると、
1位: 安久
2位: 安永
3位: 安始
4位: 栄安
5位: 安明
6位: 永安
7位: 永和
8位: 永明
9位: 安成
10位: 和平
10位: 安栄
という予想がされているようです。[安」が多いですね。果たしてどうなるのでしょうか!
エイプリルフール混乱も心配ですが、みなさんの予想は当たるでしょうか?
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