現在、AbemaTVで放送されている「プロデュース X 101」。
毎週楽しみにしている方も多いと思います。
皆さんそれぞれの推しだったり、応援したい練習生がいると思います^^
今回は、あるひとりの練習生について紹介します。
初回放送日より人気急上昇し、デビュー確定まで囁かれた練習生です。
このまま順風満帆に進んでいくのかと思いきや、あまりにも意外な方向へ向かってしまったキム・ミンギュに注目してみたいと思います。
Xレベルからの始まり
「プロデュース X 101」の初回放送にて、ランク分け(クラス分け)テストが行われました。
そこでジェリーフィッシュ所属の練習生として、キム・ミンギュが登場。
結果は最悪のXランク。
Xランクと告げられ瞬時に「ありがとうございます。」とお辞儀をしたミンギュ。
そんなミンギュに審査員のひとりが「Xランクは合宿に参加もできないのに、それでもありがとうと言えるの?」という厳しい言葉を投げかけました。
この言葉に対してミンギュは、
実力不足が招いた結果だし、評価してもらうこと自体が貴重な機会だと思います。
実力不足なら練習が必要なのは当然のことだから、感謝を伝えました。
という、しっかりとした自分の意見を述べました。
他の審査員(イ・ソクフン)からは絶賛の声が飛びました。
合宿には参加できないけど、レッスンを受ける機会を与えられたXランクの練習生たち。
そこで誰よりも必死に、そして積極的にレッスンに参加する姿が見られました。
誰よりも努力しなければならないと、思っていたのでしょう。
せっかく掴んだチャンスを逃したくない、という信念がすごいですね。
誰が見ても、努力してる姿は一目瞭然。
誰よりも努力が必要なのは、自分が劣っているから。
それでもなかなか結果がついて来ない現実。
つらくても頑張っていれば、結果は必ずついてくると信じるミンギュ。
最初の週で、1位を獲得したミンギュ。
知名度が一気に上がった瞬間でした。
まじめな優等生
グループバトル評価にて、NCTのデビュー曲である「第7感(The 7th Sense)」を披露したミンギュ。
結果、対戦相手の「BOSS」チームの勝利となりましたが、グループ内では1位を獲得しました。
まだまだ実力が心配される中でも、ビジュアル評価がとにかく高いミンギュ。
いつもは厳しいトレーナーも、美しいミンギュにご満悦の様子。
グループバトル評価の後の1回目の順位発表にて、キム・ヨハンと並んで一位争いとなりました。
結果は2位。
そこで語った言葉は、
実力不足なのは、自分で一番よくわかっています。
いい姿を見せるため、一生懸命努力しているので。
期待に応えられるよう、頑張る姿を見守ってください。
本当に立派な言葉です。
筆者個人的な意見になりますが、全体的に見て、自分の考えや思いをしっかり言葉にして伝えられるコミュニケーション能力が高い練習生が多いように思います。
中でもミンギュの優等生ぶりは、ピカイチではないでしょうか!
実際に高校では風紀委員(日本でいう)に入っていたようで、頭が良く成績も優秀で、真面目な生徒なのです。
孤独な苦悩
番組が始まって以来、圧倒的な人気を誇り、常に上位3位内にいたミンギュ。
その裏では、実力を伸ばそうと懸命に努力し続ける中。
なかなか実力がついていかない現実に、批判の声が殺到したようです。
ミンギュは、実力がない自分を誰よりもよく分かっています。
でも番組が始まっていきなり上位に上がり、一気に有名人になってしまったのです。
上位に上がる練習生として、相応しい人間にならないといけない。
必死に頑張ってきたけど、なかなか実力が上がらない。
誰にも理解できない、孤独な苦悩の日々が続きます。
なりたい自分がいるのに努力してもなれないのは、とても辛いことですね。
下位にいる練習生が上位に上がることができないつらさは、誰でも想像することはできます。
しかし上位にいるミンギュの悩みは恐らく、理解できる人は少ないと思います。
それでも、上位にあげてくれる国民プロデューサーの期待を裏切ることはできない。
そろそろ努力が報われて欲しいと願うミンギュ。
僕も一生懸命頑張っているので、
もう少し待ってください。
もうここまで言われると、切なくなりますね。
ミンギュの孤独な闘いは続きます。
優しさあふれる
ミンギュは、とても心の優しい青年です。
ポジション評価にて、ボーカルチームで一緒になったイ・ジヌに対しての一幕。
ボーカルポジションにもかかわらず、練習でなかなか声が出せなくて悩んでいるジヌ。
さりげなく、ジヌにそっと手を添えて励ますミンギュ。
できない子の気持ちが、痛いほどよくわかるのです。
何故かってそれは紛れもない、自分が「できない人間」だから。
しかしミンギュ自身も日々思い悩んでいるのにもかかわらず、人の痛みに気づき、思いやれるその人間力は本当に素晴らしいの一言しかありません。
涙を我慢
少しの弱音を吐くことはあっても、ミンギュが涙を見せることはありません。
どうして、そこまで我慢してしまうのだろう?
ポジション評価にて、ボーカル曲として「To My Youth/私の思春期へ」を披露しました。
思春期特有の切ない思いが綴られた歌詞と、美しいメロディーが感動を呼びました。
ミンギュのボーカルに、トレーナー達から絶賛の声が飛び交いました。
曲に感情移入し思わず涙となり、チームみんなでハグする姿も。
僕を信じて待ってくれたら、期待に応えてみせます。
それでもまだ、ミンギュのプレッシャーは続きます。
そして、2回目の順位発表。
なんとミンギュの順位は、10位まで転落してしまったのです。
今までずっと3位内だったので、周りの練習生たちも驚きを隠せません。
あまりの驚きで、誰もが立ちすくんでしまった瞬間。
いち早くミンギュに駆けつけるよう皆を誘導したスンヨンは、Good Jobでした!
決して涙を見せることのないミンギュに対して、国民プロデューサー代表のイ・ドンウクが心配します。
我慢するのもいいけど、泣くのもいいことだ。
つらいときは泣いて、誰かを頼ってもいい。
一人ですべてを背負う必要はないよ。
感動的な言葉をミンギュに投げかけました。
さすが、練習生たちの良き兄貴です!
さいごに
実力以上の評価を急に与えられた練習生は、他にもたくさんいます。
ミンギュは、自分らしさを持ちつつ頑張っている他の練習生と少し違います。
与えられた期待にしっかり応えなければならないという生真面目さが、もともと持っていた本来のミンギュの姿を見失っているようにも思えます。
こんなに誠実で、真面目な性格なのだから、必ず報われて欲しいと願いますね。
ミンギュの苦悩の日々は、まだまだ続きます・・。
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