タイトルには「子どもの頃」とありますが。
実はわりと、けっこう、つい最近まで思い込んでいた、【意味を勘違いしていた日本語】ってありますよね?
ありますよね?って押し付けられても困ると思いますが(大汗)。
今回は、全然違う意味で認識していた言葉についてまとめてみました。
あるある的に、紹介してみたいと思います!
意味を勘違いしていた言葉
まずは王道なところで「台風一過」です。
これを「台風一家」と勘違い。
台風にはお父さん、お母さん、子供が存在しているという思い込みです。
実はこの思いこみには根拠があり、筆者自身が子供の頃夢中になって見ていた「ドラえもん」の秘密道具のひとつで、「台風のたまご」から生まれたフー子というキャラクターがいました。
のび太の家で成長し、楽しく過ごしていたのです。
ある日巨大台風の接近を知ったフー子は家を飛び出して、巨大台風と闘うも一緒に消えてしまう・・。という悲しいストーリーでした。
純粋な気持ちで見ていた筆者は、少なくとも台風を生き物的な感覚で想像していたのだと思います。
勝手な思い込みってすごいですよね^^;
大体は、子どもの頃のある強烈な印象がきっかけとなると思いますが、この思い込みっていうヤツが、早い段階で誤った知識だと気づければ問題ないのですが、けっこうな確率で大人になって初めて気がついた、というケースが多いのが面白いです。
勘違い言葉あるある
それでは一気に勘違いあるあるを、紹介したいと思います。
恥を忍んで、筆者自身がずっと思い込んでいた言葉も含んでの紹介です。
家宅捜査
なのに、「固く捜査」。
ニュース番組でよく耳にする言葉です。
無知な子供の耳には、「固く捜査」する意味として認識していました。
ニュースに映る、押収物を入れたダンボールを運ぶ捜査員たちの姿。
それを見て、これはとても大きくて重要な事件だから、普通よりも念を入れて細かく捜査をされているんだという思い込み。
強く、厳しく、固く捜査・・です。
職務質問
純粋な心を持った子供には、ややこしい理屈なんて関係ありません。
「職務質問を受ける」というのは、普通の人ではなく、見た目がいかにも怪しい人が受けるものなので、どんな仕事(職務)をしているのか?職業を訊ねられることである。
もしかしたら人には言えないような、悪い仕事をしている可能性があるから・・という単純な子供の発想なのかもしれません。
まぁ、怪しい人物が警察に呼び止められるというのは間違いないかもしれませんけどね^^;
真摯に受けとめる
なのに、「紳士に受けとめる」。
ニュースでよく政治家が言いますね。
もしくは記者会見などで、何やら反省している人が「真摯に受け止めて・・。」というセリフを言うイメージです。
子供は「真摯」などという、難しい言葉なんて知りません。
勝手に、真摯=紳士(ジェントルマン)だと思い込んでいました。
ぎっくり腰
なのに、「びっくり腰」。
普通の子どもには、腰の痛みはよくわかりません。
何か重い物などを持って「よっこらしょっ」という瞬間に「いたたたた~><」ってなるイメージですね。
急に大きな負担をかけて腰がびっくりしてしまった病気なんだろうな、と筆者はずっと思い込んでいました。
責任転嫁
なのに、「責任転換」。
「せきにんてんか」なのに、「せきにんてんかん」。
「責任転嫁」の意味は、何か問題が起ったとき自分に責任があるのに認めず、他人や物事にその責任を押し付けることです。
「物事の方針・傾向を変える」などの意味を持つ「転換」は、似たような意味合いのように感じますが、「責任転換」という四字熟語はないようです。
完全な、思い込みで作った言葉ですね。
ネイティブアメリカン
アメリカ人は、ポジティブ思考でテンションの高い人が多いイメージです。
「ネイティブアメリカン」なのに、何故か「ネガティブアメリカン」という言葉に変換されてしまいました。
意味は全く違いますね^^;
性格の暗いアメリカ人のことをいうものだと、思い込んでいました・・。
子供心に、アメリカ人も同じ人間なのだから「ネガティブ」な心を持つ(テンションが低い)人もいて当たり前なのに、なんでこんな言葉があるのだろうと思ってました。(恥)
その他
● 汚職事件 →「お食事券」
● A級ライセンス →「永久ライセンス」
● 選手宣誓 →「選手先生」
● 波浪注意報 →「Helloo注意報」
● 加齢臭 →「カレー臭」
● 梅雨前線 →「バイオ前線」
● 細心の注意 →「最新の注意」
●誤って転落 →「謝って転落」
さいごに
子どもは素直ですから、一度イメージしたものはずっと残ってしまうのでしょう。
間違って覚えた言葉で、たまたま周りに知られることもなく、そのまま大人になってしまった恥かしさって言ったら・・計り知れないですね(汗)。
思い込みって怖いなって思いますね^^;
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