いよいよ日本上陸した「PRODUCE 101 JAPAN」の地上波放送が、ついに開始されます。
放送開始に先立って、9月14日に「第一次現場評価」が行われたようです。
そこでスタジオ観覧に当選した人たちが、現場で見た国民プロデューサー代表ナインティナインのMCについて、SNS上で物議を醸しているようです。
いったいどういうことなのでしょうか?
SNS上での国プ評価について
まずはSNS上で投稿された、実際に現場を見た方々からのコメントを紹介します。
日プは興味ないけどさすがにナイナイ岡村氏のあの発言は無いなぁ‥
はっきり言って人選ミス‼️
勉強不足というか趣旨を理解しているのか??
過去のプデュ見てしっかり勉強してほしい。
Produce48のイ・スンギ氏は練習生にしっかり向き合いほんと素晴らしかった!#PRODUCE101JAPAN pic.twitter.com/W7QjS4IoqO— WIZ*ONE 선장(船長) (@wizonesencyo) September 15, 2019
日プのナイナイ岡村による練習生に対するセクハラともいえる下品なノリに対して結構リアルにキレてるし、もっと大きな問題として扱われるべきものだよ…人を貶すような発言もいじめにもなる名前いじりも全てがアウト。その行動が笑いになると思ってる日本のお笑いのノリも全て消えて欲しい
— シャーイン (@_re_00) September 14, 2019
ナイナイ岡村さん、もう世代が違うんだよ。セクハラ発言は男女共に完全タブーだから。絶対にやっちゃいけない事してしまったな。残念。本当にがっかりした。#PRODUCE101JAPAN
— もうすぐ25のOL (@25OL4) September 14, 2019
歴代の国プ代表について
記憶に新しい「PRODUCE X 101」の国プ代表を務めたイ・ドンウク氏は、練習生たちの気持ちに寄り添い、良き兄貴として練習生たちからも慕われる代表でした。
Season3にあたる「PURODUCE48」で国民プロデューサー代表を務めたイ・スンギ氏。
独自のキャラを保ちつつ、代表として常に練習生たちの味方でいることに徹していました。
歴代代表チャン・グンソクもBoAも、それぞれ個性は違えど愛情あふれる代表としての仕事をこなしていました。
そして、歴代の代表たちに共通している部分があります。
それは国民プロデューサーの代表だから偉いとか、立場が上という認識ではなく、大きな夢に向かって走り出している練習生たちをリスペクトしていることです。
韓国とは別もの?
まず「PURODUCE 101」の日本版は、韓国の総合エンターテイメント会社(CJ ENM)と、日本の吉本興業が手を組んで制作されるものになります。
常識的に考えると、本国(韓国)でのやり方・番組の趣旨を大幅に離れることなく、自国のオリジナリティも出しながら制作していくものだと思います。
つまり、あまり本国でのやり方に従事しすぎて、日本の番組らしさを失ってしまうのもよくないですし、逆に日本カラーを出しすぎて全く別物にしてしまうのもどうかなというところです。
SNS上で炎上している、ナインティナイン岡村さんのモラハラ&パワハラ発言については、明らかに本国での番組の趣旨とはかけ離れすぎている、それプラスこのような状況では日本国民からも受け入れられないという状態です。
「PURODUCE101」シリーズにハマっている筆者個人的な意見としては、MC岡村さんのモラハラ&セクハラ発言ははっきり言ってナシです。
しかしながら、サバイバルオーディションのMCとして候補生に対しての場の空気を凍りつかせるほどのツッコミだったり、いわゆる「イジリ」というのは、本来の岡村さんの芸風であるのも事実です。
20年以上も前に放送された人気番組、「公開サバイバルオーディション・ASAYAN」での候補生に対するツッコミや過度なイジりを見る限り、あの頃と同じノリで(いやそれ以上のノリで)芸風を披露しているだけという見方も否めません。
ただ問題なのはその芸風が今の時代や、今の若者に通用するのか・・という点と、あまりにも本国の国プ代表との違いが比較され、結果炎上してしまっているということです。
あくまでも日本独自のやり方があるのならそれでいいと思いますし、韓国の国プ代表と全く同じよう振舞えと強制するのも本来おかしなことかもしれませんが、あまりにも練習生たちに対しての「イジリ」がひどい・・という点が問題なんだと思います。
もっと言うと、韓国の歴代の国民プロデューサー代表達は練習生に対してのリスペクトが基本にあり、その上で冗談を交わしたりというのが成り立っているのです。
「いや、これがナイナイ岡村の芸風だし・・。」
「昔から、このやり方でやってきたし・・。」
というのが今の時代に合っているのか、そして韓国発である「PURODUCE101」のカラーに果たして合っているのかどうか。
というのが、大きなポイントではないでしょうか?
さいごに
さすがに、国民プロデューサー代表として任命されたナインティナインが降板まで追い込まれることは、体制上ないのかな?という印象ではあります。
そもそも、「ASAYAN」世代の筆者としてはナインティナインのMCによって練習生の緊張を解きほぐしたり、場の雰囲気を和ませるという期待はあったのですが・・。
よくよく考えると、確かに・・過度の「いじり」は昔からありました。
岡村さんの面白いキャラを生かして、「場の雰囲気を和ませる」程度のものならよかったところだと思います。
SNS上での批判コメントなどを見る限りですが、今の時代には全く合わない岡村さんの発言はとても残念です。
放送開始されてからの、評判や今後の動向も気になりますね。
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