運動会や遠足、普段のお弁当など、
おにぎりは手軽に食べられて美味しい、日本を代表する食べ物です。
ところが、「おにぎりの味がしない」「味が薄い」「まずい」
などと言われたことはありませんか?
今回は「おにぎりが不味い」「味がしない」と言われてしまった私が、いろいろ試してみたことを書いてみたいと思います。
結果、すごく美味しいおにぎりを作ることができました。
おにぎりの味が薄すぎる
毎日仕事におにぎりを持っていくようになった主人に、ある日「おにぎりの塩味がない」と言われました。
その後、塩の量を増やしても増やしても「味が薄い」「塩気がない」と言われ続けました。
挙句の果てに「まずい」とまで言われる始末・・。
今まで生きていて、子供の頃に母親が握ってくれたものや、自分自身が握ったおにぎりを美味しく食べてきた私としては、「まずいおにぎりなんてある??」と思ってしまうほどでした。
おにぎりの味が薄くなるのはなぜか
お弁当用としておにぎりを作った場合、食べるのは大抵数時間後になります。
その間に塩分がお米に吸収されて、味が薄くなってしまうのは当たり前のようです。
とても意外でした・・。
また、炊きたてのご飯でおにぎりを握ると、湯気と一緒に塩分が蒸発してしまい、味が薄くなる原因となるので、炊きたてほやほやのご飯はなるべく避けた方が良いです。
握り始める2時間前には炊き上がるように、炊飯器の設定をした方が良いです。
疲れていると塩分を感じにくい
人間の体は、疲れを感じていると塩分や酸を欲するため、味覚として塩味や酸味を感じにくくなります。
おにぎりはとてもシンプルな食べ物なので、体調によって味(塩味)の感じ方が明らかに違ってくるかもしれません。
また疲れているときに濃い味のものを摂りたくなるのは、言い換えると、感覚が鈍くなっているとも言えるのです。
コンビニ風のおにぎりに挑戦
コンビニで売られているおにぎりって美味しいですよね。
味も安定しています。
コンビニのおにぎりは、お米と塩を一緒に炊いているのです。
美味しいおにぎりを目指して、お家でもコンビニ仕様で実践してましょう!
材料と分量 ●米二合の場合
食塩 | 小さじ1 |
乾燥こんぶ | 1枚(5cm~10cm) |
※みりん小さじ1を加えてもよい
炊き方
お米を研ぎ、水分量を気持ち多めにします。
気持ち多めにする理由は、乾燥こんぶと一緒に炊くことでこんぶに水分が取られてしまい、ちょうどいい水分量にすると少しかために仕上がってしまうからです。
かためが好みの方は、そのままでも良いので加減をしてください。
食塩の量なども、あくまでも目安になりますので、好みで加減してくださいね。
また、みりんを入れると風味や旨みがさらに増しますが、炊き上がった際に、ごはんの底の方が焦げ付きやすくなりますので、気になる方はみりんなしでも大丈夫です。
握り方
美味しいおにぎりは、ふっくらしたイメージがありますね。
お米のかたさはもちろん好みにもよりますが、柔らかすぎず、かた過ぎずが好ましいです。
また握るときも力を入れすぎると、ただのご飯の塊になってしまいますので、注意が必要です。
「とにかく軽く2~3回」握ることが一番です。
まだ形もしっかりしてないし、ちょっと足りないかな?という頃合が一番なのです。
ご飯がとにかく美味しいので、中に入れる具は少量でも十分満足できます。
最後のひと工夫
最後に巻く海苔にも、ひと工夫を加えます。
予め用意した海苔をコンロの火で、両面を軽く炙っておにぎりに巻いてみましょう。
海苔を炙ることによって香ばしくなり、海苔本来の風味がびっくりするほどアップしますので、おにぎりの美味しさをさらに倍増させる効果があります。
おにぎりはラップとアルミどっちがいい?
最後におにぎりを包むために、私自身はアルミホイルを使ってます。
ラップがいいのかアルミがいいのか、それぞれのメリットやデメリットをまとめてみました。
【ラップで巻いた場合】
しかし空気を閉じ込めてしまうので、中で蒸れてしまいしっとりし過ぎてしまったり、密閉での保温時間が長くなり菌が繁殖しやすくなる(特に夏場)というデメリットがあります。
【アルミホイルの場合】
しかし海苔の面積が少ないと、米粒がアルミにくっついてしまいやすくなったり、そのままでのレンジでの温めができないというデメリットがあります。
どちらがいい、という答えは人それぞれなので、それぞれのメリットやデメリットを踏まえて選択されるのが良いと思います。
まとめ
お米を研いで炊く際に、食塩と乾燥こんぶを入れるだけなのでとっても簡単です。
そして、おにぎりを握る際も塩をつける手間が省けたので、とっても簡単になりました。
何より、この方法にしてからおにぎりの味が 完璧!だと言われたことが一番嬉しかったです。
コンビニのおにぎり方式ですが、それ以上に美味しくできたと自負しています。
もっと早くから知って、やっていればよかったという感想です!
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