このご時勢、出来れば少しでも長く、安定した仕事に就きたいものです。
派遣会社に登録をして、その中で色々な派遣先で仕事をするのも、今の時代ひとつの方法になっています。中でも人気を不動のものにしているコールセンターのお仕事について紹介します。
今回は、コールセンターで働くメリットやデメリットを考えてみたいと思います。
これからコールセンターで働いてみようと考えている方や、コールセンターを辞めようと考えている方も必見です!
※筆者なないろ自身の、コールセンター業務約10年の経験を元に記事を書かせていただいております。
コールセンターで働くメリット
コールセンターで働くメリットを紹介します♪
・残業が少ない
・正しい敬語や会話力が学べる
・友達を作り易い
・マイペースに仕事が進める
・時給が高め
服装や髪型、ネイルなど比較的自由な会社が多いです。
常識の範囲内であるのはもちろんですが、意外とカジュアルでも良いので、毎日の洋服選びに悩むことは少ないと思います。
終了時間の直前に電話を取ったとか、ややこしい内容に当たってしまい通話時間が長くなり、終了時間を越えてしまうこともありますが、全体的に見ると残業は少ないので、基本的に定時で上がることができます。
コールセンターでしばらく働いていると、自然に正しい敬語を学んでいることが多いです。
逆に言うと正しくない敬語、誤った敬語の認識をしていることに気がついたり、改めて「日本語の勉強」になることが多いのです。
また自然に会話力も身についていきます。
話し方や聞く姿勢、トーク術など、知っておいて絶対に損はないことが、経験を重ねることでしっかり身についていきます。
コールセンターは大量募集している事が多く、一から一緒に学ぶ同僚がたくさん居るので安心な面があります。
そのため友達も作りやすいので、ストレスが多い仕事である分、分かり合える友人がいるのはとてもありがたいことです。
コールセンターの仕事はチームプレイではなく、個人プレイです。周りのペースに振り回されることなく、自分のペースで進めていくことができます。
そして資格を必要としないにもかかわらず、時給が比較的高いのが嬉しいことです。
もちろん簡単に高時給というわけにはいきませんので、それなりの大変さは伴いますが、他の仕事に比べると高時給となり、頑張った分の見返りがあります。
コールセンターで働くデメリット
コールセンターで働くデメリットも紹介します。
・勤怠が厳しい
・終始、拘束されてる感がある
・ストレスがたまりやすい
・一日中しゃべりっぱなし
扱う業務内容にもよりますが、とにかく覚えることが多いので研修体制がしっかりしていないと大変な事が多いです。
またコールセンターでは、(何故か)大幅に人員確保している企業は少ないと思います。
そのため人員不足だったり、ギリギリで部署運営している企業が多いので、当日欠勤はもちろんのこと、有給休暇の消化もしづらい環境だったりします。
つまり保育園などに通う小さなお子様をお持ちの方には、正直厳しいものはあるかもしれません。
もちろん職場にもよりますが、急な高熱で園からの呼び出しなどに、柔軟に対応できる会社は少ないように思えます。
私たちオペレーターは電話対応をしている時間、入力処理などを行っている時間、トイレや休憩などで離席をしている時間、これらの時間がすべて割り出されるシステムになっており、管理者によって管理されています。
私たちは、1本でも多く電話を取らなければならない仕事なので、入力処理時間などが長いなと判断されると注意されることもあります。
このように勤怠が厳しいのは、社会人としてある意味当たり前ではありますが、コールセンターは少し独特な雰囲気があると思います。
そしてコールセンター業務において、切り離すことができないのが「クレーム対応」です。
嫌でも対応しなければならないのは、つらいところですね。
この仕事は、毎回お客様に気持ちよく電話を切ってもらうための対応をしなければならないので、その分ストレスのたまる仕事でもあります。
また、忙しいときは一日中休む暇なく電話が鳴りっぱなしなので、当然ずっとしゃべり続けていることになります。
特に冬の時期などは、オフィス内も乾燥していることが多いので、喉のケアにかなり気をつけなければなりません。
フィードバック評価について
コールセンターにおけるフィードバックとは、オペレーターの電話応対を客観的に評価し、評価した結果を直接オペレーターに伝え、調整や改善を行い品質向上アップを目指すものです。
よくカスタマーセンターなどに電話をした際、「サービス向上のため、この通話を録画させていただきます。」というアナウンスを聞いたことがあると思います。
実はあれは本当に録音をしており、後でフィードバックの材料として使われることが多いのです。
評価とはつまり、自分のパフォーマンスが点数となって返ってくることです。
対応した内容を自分自身でも客観視するために、録画した通話を聞きながら改善点などをトレーナーと話し合いをします。
客観視することで、自分が普段無意識に使っている言葉使いや話し方など、また改善しなければならない点がわかってくるので、品質向上アップ目的としてはとても優れていると考えます。
さいごに
これからコールセンターで働こうか迷われている方もいらっしゃると思いますが、デメリットだけを見てネガティブに考える必要は全くないと思います。
コールセンターの仕事は、短期・長期とありますし、短期で入って後から長期に変更できる会社もあります。
どうしても不安にであれば、まずは短期(1ヶ月~)の仕事から始めてみるのもオススメですよ♪
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